人間ドックで脂質異常症と判定されてしまった

若いころから総コレステロール値とLDLコレステロール値が高めでしたが、先日の人間ドックで初めて脂質異常症と判定されました。食生活では、炭水化物を控えめにし、週末は特に制限せず、好きなものを食べています。また、お酒は1日3合ぐらい飲んでいます。間食は平日限定ですが、甘いものが欠かせません。運動は、週3日程度ジムに通って筋トレや有酸素運動を行っています。今後、脂質異常症を改善するために、どのような対策が必要でしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
検査で指摘された脂質異常症を改善したいとのことですが、脂質異常症は遺伝や他の病気が原因のこともありますが、多くは偏った食事や食べ過ぎ、飲酒、運動不足、喫煙、ストレスなどの生活習慣が原因です。脂質異常症を防ぐ生活上の注意点をご紹介します。
●脂質のとり方に注意する
飽和脂肪酸やコレステロール、トランス脂肪酸の過剰摂取は、LDLコレステロールを増やします。飽和脂肪酸(脂身の多い肉、鶏肉の皮、バター、生クリーム、洋菓子)や、コレステロールの多い食品(動物性のレバー、臓物類、卵類)、トランス脂肪酸の多い食品(マーガリン、洋菓子、スナック菓子、揚げ菓子)のとり過ぎには注意しましょう。
●甘いものはとり過ぎない
菓子類、嗜好飲料は控えめにしましょう。果物も糖分を含むので、食べ過ぎには注意が必要ですが、健康維持に欠かせない成分が多く含まれています。1日200gを目安に摂取しましょう。
●食物繊維はしっかりとる
食物繊維には余分なコレステロールを体外に排出する働きがあり、大豆製品に含まれるイソフラボンやレシチンには、LDLコレステロール値を下げる作用があります。大豆製品、野菜、海藻類、きのこ、こんにゃく、芋類などは十分にとるようにしましょう。
●アルコールは適量に
アルコールの適量の摂取はHDLコレステロールを増やすという報告もありますが、飲酒中や夜間の摂取カロリーオーバーが健康を害する可能性もあります。1日「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「酎ハイ(7%)350mL缶1本」「ウィスキーダブル1杯」「ワイングラス1杯」までを心がけましょう。
●禁煙、ストレスをためない
ストレスを受けて自律神経が乱れると、肝臓での中性脂肪やコレステロールの合成を促進します。また、喫煙は酸化ストレスの原因になり、動脈硬化を助長するので、喫煙習慣のある場合は禁煙しましょう。
運動は、日常的に取り入れているようなので、そのまま継続いただき、今後の取り組みとして、まずは暴飲暴食や甘いものを控えめにするのがよいでしょう。また、魚に含まれるDHAやEPAには、LDLコレステロール値を下げる作用があります。ただし、極端な制限などは避け、上記のような生活改善を継続できるようにしましょう。


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