Question

大人の麻しん(はしか)ワクチンの必要性は?

国内で最近、はしか感染者が出たということで、大人もはしかにかかると知りました。はしかは感染力が強く、仕事柄、外出の機会が多いので心配です。予防のためのワクチン接種の必要性は、どうしたらわかりますか?

男性/30代

2024/02/29

Answer

麻しんワクチンの予防接種が必要かどうかは、からだの中にどれだけ麻しんの抗体を持っているかを血液検査で調べることでわかります。これを抗体価といい、抗体価が一定以上あれば、ワクチン接種は必要ないと考えられます。

麻しんワクチンの予防接種が必要ないと考えられる抗体価の目安は、NT法(中和法)で8倍以上です。ほかにもPA法で256倍以上、またはEIA法(IgG)で16.0以上です。


なお、この抗体価の目安は、医療関係者を対象とした数値で、高めに設定されています。資料によって抗体価の目安にばらつきがあります。くわしい検査方法や基準の目安については、かかりつけ医あるいは医療機関に相談されることをおすすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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麻疹
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