Question

心臓のPET検査でわかることは?

PET検査で、心臓の病気についてはどのようなことがわかりますか?

男性/40代

2022/07/29

Answer

心臓は24時間休むことなく働いているため、心筋も多くのエネルギーを必要としています。PET検査は、心筋のさまざまな領域にどのくらいの量の血液が供給され、エネルギー源であるブドウ糖や脂肪酸の取り込み量を調べ、物質の代謝がどの程度行われているかを明らかにするために行われます。例えば、血液が十分に供給されていない心筋の領域では正常な領域よりも多くの糖が消費されるため、放射性物質をつけた糖を注射すると、そうした血流不足の領域がわかります。


使用される検査薬は、心筋のエネルギーの消費具合を調べるときはFDG、血流量を見るときはアンモニア(13N-アンモニア)です。これらを調べることで、狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患の早期発しし、また、その部分の心筋がまだ生きているのか、手術で機能回復が可能かなどの判断材料になります。


また、PET検査ではほかの核医学検査よりも鮮明な画像が得られます。この検査が治療目的で、一定の要件を満たしていれば、保険が適用になります。ただ、心臓のPET検査には非常に高い費用がかかり、どの医療機関でも受けられるわけではありません。この検査法は研究目的で用いられるほか、より単純で安価な検査法では診断できない場合に用いられます。事前の検査を予定している医療機関に確認してください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
この回答はいかがでしたか?

関連するキーワード

心筋梗塞
狭心症

関連する病気

みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。