障害をおして尽くしてきたのにむなしい

人に認められたいという思いが捨てられません。片腕がない障害は封印し、家族やPTAや会社のために人一倍尽くしてきました。更年期で体調を崩し、退職して1年以上動けません。治療や運動で回復してきたものの、少々のストレスで首筋と肩にきます。認知療法に通っていますが、過去の話をするたびに不調になります。子どもたちは大学に通い、夫の愛情もある幸せな家庭なのにむなしい。自分のなかで自分に満足するのに有効な方法を教えてください。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
障害により苦労されたこと、つらい思いをされたことなども数々あったのではとお察しします。ただ、ご相談者は障害を封印し、周りの人たちのためにこれまで本当によくやってこられたことと思います。まずは、がんばってきたことを自身でしっかりと認め、ねぎらってあげてくださいね。
更年期で体調を崩したあと、治療や運動をつづけられ、当時よりは回復されてきたとのこと、少し安堵しました。しかし、まだストレスがかかると首や肩に出てしまうとのこと。思うように動けないのはとてもつらいことだとは思いますが、ここは大事なところなので、ぜひ自身を大切にしてくださいね。
お子さんたちも大学へ通い、ご主人の愛情もあるとのこと。幸せなはずなのに、なぜかむなしく、現状に満足できていない感覚が強いのですね。人に認められたいという気持ちは、あって当然でなので、無理に捨てる必要はないと思います。ただ、今はまだ体調が万全でないため、人に尽くしたり、役立ったりということが以前のようにできていないように感じられているのではないでしょうか。今は、思ったとおりに行動することがむずかしいときもあると思いますが「今はこれでいい」と思えると少し楽になるかもしれません。
認知療法にも通っているとのことですが、今回の質問にある気持ちは、担当のカウンセラーにも伝えているでしょうか。過去の話をするたびに調子が悪くなる苦しさや、人に認められたいという思い、現状では自分に満足できていないむなしさやつらい気持ちなどをそのまましっかりと相談してください。これまでの経過もふまえ、ご相談者にとってよりよい方法で、今後が生きやすくなるよう一緒に取り組んでもらえることと思います。


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