ひどい言い方で子どもを叱ってしまう

本当は見せたくないけれど、ひどい言い方をしてしまう自分や、怒ってばかりの自分を子どもたちに見せていて、そのことでさらにつらくなってしまっているのですね。すでに十分すぎるほどに頑張っているように感じましたが、同時に、1人で負担を抱え込んでいるのではと心配にもなりました。家事や育児など、日常しなければならないことを1人で担っている状況ではありませんか。誰かに助けてほしいのに言えずにいるなど、ストレスをため込んではいませんか。ストレスをためることで、さらにこころの余裕が失われてしまいます。

ときには周りの力を借り、エネルギー補給をすることも大切です。ご主人や家族に子どもたちを、みてもらい、自身がリラックスする時間を積極的につくってくださいね。家族や友人に助けを得ることがむずかしい場合は、地域の子育て支援システムなども活用してください。すべてを完璧にこなそうと思わず、家事など手抜きができるところは手抜きをしながらやっていきましょう。こころの余裕を取り戻すことで、子どもたちへの接し方も自然と変化していくことと思います。本当は大事で大好きでかわいいと思っていることは、子どもたちもちゃんと感じとっているはずです。焦らず一歩ずつ進んでいってくださいね。