内痔核のジオン注治療の副作用

2022/06/05
内痔核へのジオン注治療を知りました。臀部がやせるなど、副作用があると聞きましたが本当ですか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
ジオン注治療とは、脱出を伴う内痔核に対する切らない治療法です。ジオン注という薬を四段階注射法(ALTA療法:アルタ療法)という方法で投与し、痔核に流れ込む血液量を減らし、粘膜に固着・固定させる治療法です。痔核を切り取る手術と違い、痔核の痛みを感じない部分に注射するので、傷口からの出血や傷口の痛みなどはなく、入院期間を短縮できます。
投与後の早い時期に、血圧低下や徐脈、疼痛、排便困難、排尿困難、浮腫といった合併症の報告があります。
副作用については、手術後2週間後までの発熱などが報告されています。ただ、臀部がやせるといった副作用、合併症についての情報は確認できませんでした。


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