受精前から妊娠初期の薬剤の影響は?

女性/30代
2022/03/28

受精前から妊娠初期の胎児への薬剤の影響を教えてください。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

まず、受精前に薬剤の影響を受けた場合には、卵子は受精能力を失ったり、受精しても着床しなかったり、妊娠早期に流産してしまいます。出生に至るとしても、 催奇形のような形態的な異常は発生しないと考えられています。


受精後2週間(妊娠3週末、つまり妊娠1カ月)以内に薬剤の影響を受けた場合は、着床しなかったり、流産したりします。そうでない場合は、健康な子どもを出産します。

受精後、何日目から胎児に大きな影響を与えるかは、サリドマイドの教訓で明らかになりました。正確にいえば、月経周期が28日型の人で月経初日から33日目ぐらいまでが催奇形の問題については安全です。つまり、わかりやすいように妊娠3週末までとしていますが、実際はさらに数日のゆとりがあります。

したがって、この時期の薬剤の投与にあたっては、基本的には胎児への影響を考慮する必要はありません。

ただし、薬剤に残留性のある場合は注意が必要です。例としては、風疹生ワクチン、金チオリンゴ酸ナトリウム(シオゾール:慢性関節リウマチに対する刺激療法剤)などが挙げられます。

Xで送る
LINEで送る
Facebookで送る
URLをコピー
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。