妊娠中の食品添加物の影響は?

2022/03/24
妊娠中で食べ物に気をつけています。食品添加物を含む食事は胎児に影響があるでしょうか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
日ごろ私たちが口にしている多くの食品には、食品添加物が使用されています。そのため、食品添加物は、人がずっと食べ続けても害がないものでなければなりません。
日本では、食品に使うことのできる食品添加物の量は、WHO(世界保健機関)や FAO(国連食糧農業機関)などの国際的機関が動物実験で無害と確かめた量(無毒性量)の100分の1を、毎日食べ続けても安全な量(1日摂取許容量)としています。
さらに、食品に添加する場合は、この量よりもずっと少なくなるように法律で使い方が決められています。
つまり、生まれてくる赤ちゃんに悪影響を与えないように、また、がんになったりしないよう厳しくチェックが行われ、安全性が確認された食品添加物だけが使用されているのです。
通常の食生活によって摂取する食品添加物で、胎児に悪影響が出る心配はありません。妊娠中でも、あまり神経質にならず、必要な栄養をとるためにも、いろいろな食品を楽しみながら食べることをおすすめします。


みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。