低出生体重児の予防接種

2021/12/21
低出生体重児で生まれた赤ちゃんでも、ふつうに生まれた赤ちゃんと同じ時期に予防接種を受けて大丈夫でしょうか。体重はまだ4100gです。(3か月|女児)
この質問への回答
福島県立医科大学 甲状腺・内分泌センター センター長横谷 進
すすめられている予防接種のスケジュールは、それぞれの月齢での安全性と有効性、そして必要性を考慮してつくられています。たとえば、満期で生まれた子どもの3か月からの三種混合(不活化ワクチンの一つ)は安全で有効ですが、麻疹(生ワクチンの1つ)は1歳近くにならないと免疫機能が育っていないために有効ではありません。早めに生まれた子どもでは、このような成熟を待って接種する(つまり、遅れ目に接種する)という考え方もあります。しかし、待っている間に定期接種の機会を逃したりして、結果としてワクチンができなくなってしまうことのほうが心配です。このため、低出生体重児でも、在胎週数や現在の体重を考えずに、実際の月齢・年齢に従って通常通りの時期と投与量で接種することが勧められるようになっています。なお、超低出生体重児などでは一人ひとり違った要素も考えられますので、主治医とよく相談してください。


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