発達障害の子の父に自覚を持たせるには?

子ども(6歳)は発達障害の自閉症スペクトラムと診断されていて、母子ともに、色々な面で試行錯誤して壁を乗り越えている最中です。できれば主人が蚊帳の外ではなく、ある程度、関心を持って欲しいです。どうすれば父親らしい心が芽生えてくるでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
ご主人が子育てに積極的に関わろうとしないことに悩んでおられるのですね。6歳のお子さんが発達障害の自閉症スペクトラムと診断され、がんばっておられる最中なのですから、ご主人の支えや協力を必要と思われる、切なるお気持ちが伝わってまいります。
今回は、どうすればご主人に父親らしい心が芽生えてくるかとお尋ねですが、そのような心を芽生えさせるためには、沢山の手間や工夫が必要だと考えます。
人間のこころはたえず変化しながら成長していくものです。どのようなこころに変わるかは、周囲の働きかけ、本人の努力、そして、もともとの性格などが複雑に影響しながら決まっていきます。
父親らしいこころを持ってもらうためには、ご主人が少しでも父親らしい言動を見せたらそれを思い切り褒めて、頼り甲斐のあるお父さんなのだと気づかせてあげることが大切です。
もし、まったく父親らしい素振りを見せないのであれば、「家に居てくれるだけで安心する」というところから始めてみてはいかがでしょうか。心の芽生えのためには、育てることが大事なのです。
けれどお子さんの教育だけでたいへんなのですから、ご主人の教育まで手が回らないというお気持ちはもちろんあると思います。ご主人は大人ですから、子どもほど素直にあなたの意見を聞き入れてはくれないでしょうし、あなたの言葉が逆効果になり、もっと子育てから遠ざかってしまう可能性もあります。
夫婦間のトラブルを避けるためには、あまり多くを望まないというあなたの気持ちが必要になるかもしれません。
何をご主人に望むか、いちばんしてほしいことを具体的に1つに絞って、それを叶えるようにしてはいかがでしょうか。
例えば、日曜日は半日くらいご主人にお子さんの世話を頼みたい、医療受診に同行してほしい、あなたにねぎらいの言葉をかけてほしいなど、たくさんあると思います。そのなかで、実現可能そうなお願いを、1つだけご主人に提案してみてはいかがでしょうか。
もしそれを受け入れてもらえたら、たくさんねぎらって感謝することから始めるのです。またもし、1つのお願いすら受け入れてもらえなかったのであれば、ご主人をさまざまな角度から観察し直してみてください。
ご主人はどのような気持ちでいるのかなど検討してみますと、実は子育てに自信がない、あなたが子育てにかかりきりで寂しがっているということなどがわかるかもしれません。
お2人の間に授かったお子さんなのですから、夫婦2人が力を合わせて取り組むのは当然です。けれどご主人は、お子さんとの関わりをあなたほど上手く持つことはできないだけなのかもしれません。
そうだとしたら、それは仕方のないことです。あなた自身は十分すぎるほどがんばっておられることがわかります。無理せず、ご主人のできていることを褒めることから始めてみてください。


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