Question

うつで通院8年。医師はどう思っているの?

職場の人間関係やストレスで体調を崩し、精神科に通って約8年になります。通う前より症状は軽くなっていると思いますが、今も気分の落ち込みなどがあり、人づきあいが苦手になって、自分が人にどう思われているのか、すごく気にしてしまいます。長く通っていると、主治医の先生に「なかなかよくならず、治療のし甲斐がない」とか「いつまで通院するのか」と思われていないか、気になります。先生はそんな態度をとるわけでもなく、優しいです。実際、精神科医は長年通院する患者のことをどう思っているのでしょう?

女性/30代

2022/01/28

Answer

同じ主治医のもとで、治療をつづけてきたとのこと。通院をつづけること自体も大変だったと思いますが、よくがんばって取り組んできましたね。これまで主治医との信頼関係を築いてきたことで、つらいときには、いろいろな相談もできていることでしょう。ただ、長く通っていることについて先生からどう思われているかが気になり、先生の本音を知りたいと考えているのですね。


精神科のクリニックでは、あなたのように長い間、通院する人は少なくありません。心の病気は、症状に波があることも多いですし、回復の途上で無理をして症状がまた強くなってしまうこともありますので、いったんよくなっても、予防的にしばらく通院をつづける人もたくさんいます。体調が悪くなったときに相談できる主治医がいると、心強いものです。そういった意味でも、同じ主治医に継続的に診てもらうのは、とても大切です。


当然のことながら、主治医もこのようなことを承知のうえで治療をしていますので、通院が長くなったとしても、あなたが危惧するような、マイナスの感情をもつことはないでしょう。むしろ、長年同じ患者さんを診ていると、その人の病状の特徴などがよくわかり、患者さんへの理解が深まりますので、より患者さんに合った治療をしていけると考えるのではないでしょうか?


あなたは、人からどう思われているのかが気になる傾向があるとのことなので、主治医に対しても同じように気になったのではないかと推測しますが、あなたの治療については、あなたが主役ですので、これまで通り主治医を信頼して治療に取り組んでいきましょう。もしあなたが「つらい症状がなかなかよくならない」「いつまで通院を続ければいいのか」などと不安に感じているのでしたら、それは主治医に率直に尋ねていいと思います。


何より、通院する前より症状が軽くなっていると感じられるのは、通院治療があなたにとって、プラスになっているからだと思います。一般的に診察では、つらい症状や困ったことを伝えるのが中心となりますが、以前と比べて少しでもよくなっていると実感できる部分も積極的に伝えていきましょう。そのような情報により、主治医は治療の効果を確認でき、ひき続き治療方針を考える際の参考にしていけます。


一方で、気分の落ち込みなどつらい症状が出たときにも、きちんと伝えて相談することが大切です。たとえ、一時的に症状が悪くなっても、主治医は「治療のし甲斐がない」などとは考えません。主治医は、その患者さんの症状の波や治療の効果などを把握する必要がありますので、悪いときには「悪い」と、ありのままの状態を伝えるようにしてください。


今後も主治医とよい関係を築いていけるといいですね。治療を続けるなかで、あなたの症状が改善していくことを願っています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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