Question

素っ気ない心療内科の先生、心が開けない

現在、自律神経失調症で心療内科に通っているのですが、先生に心が開くことができません。症状を言っても薬のことばかりで、私の話に興味がないように感じます。先日もヨガを始めることを伝えたら、「自分の負担にならなければいんじゃない…」と軽く交わされました。ですので、診察に行ってもまったくすっきりせず、薬だけもらって帰る感じです。心療内科の診察は一般的にこんなものでしょうか? 診察時間も数分で終わります。病院を変えたほうがよいのでしょうか?

女性/30代

2022/01/28

Answer

心療内科の先生に心が開けず、このまま治療を続けていくことに不安を感じていらっしゃるご様子ですね。病気から早く回復するためにも、主治医とのコミュニケーションは大切ですので、悩まれるお気持ちもとてもよく理解できます。今後、どのようにしていけばよいかを考えてみたいと思います。


心療内科に限らないことですが、医師にはいろいろなタイプの方がいて、治療方針なども先生によって違いがあると思います。当然のことながら性格もさまざまですので、先生と相性が合わないという問題が出てくることも少なくありません。とくに心の病気の治療では、先生との相性は重要なポイントの1つでもあると思います。


もし、ご相談者が診察のたびに不信感や違和感があり、治療を進めることに不安を感じるようであれば、セカンドオピニオンとして、別の医師の意見を聞いてみてもよいと思います。そのなかで、より信頼できる医師に変更するのも1つの方法です。ただ、患者の人数が多いクリニックなどでは、どうしても診察時間は短くなる傾向があります。また、病気の症状により、主治医への感情が上下する場合もありますので、合わないと感じるたびに主治医を変えることはおすすめできません。継続的に病状を診察し、一定の方針のもとで治療を続けることも大切だからです。


自分の希望に100%合う医師を見つけるのはむずかしいことですので、主治医への不信感が一時的なものでないか、主治医に一番望むものは何か、などを今一度よく考えてみることが必要です。


また、もし少し時間をかけて話をしたい、話を聴いてほしい、というご希望があれば、カウンセリングを利用するという方法もあると思います。一般的にカウンセリングは、少しまとまった時間をかけて行うものですので、気持ちの整理などに役立つ場合があります。ただし、すべての方に効果が出るものではありませんので、カウンセリングを受けたいときは、まず主治医の先生に相談されることをおすすめします。カウンセラーと主治医が連携をとりながら、治療を進めることが望ましいと思います。


ご相談者が一日も早く病気から回復されることを、お祈りしています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

関連するキーワード

自律神経失調症
セカンドオピニオン
心療内科

関連する病気

本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。