Question
焦げたものを食べるとがんになる?
がん家系です。焦げたものを食べると、本当にがんになるのでしょうか。

女性/40代
2022/01/28
Answer
焦げたものを食べるとがんになるという科学的根拠はありません。肉や魚を強火で調理したときにできる「焦げ」の物質(ヘテロサイクリックアミン)は、大腸がんのリスクを高めるといわれていますが、科学的な証拠はまだ不十分とされています。
現在、科学的根拠に基づいて明らかにされているがんの予防法は次の6つです。
(1)禁煙
他人のたばこの煙(受動喫煙)にも注意してください。
(2)節酒
飲むなら、節度のある飲酒を心がけましょう。
(3)バランスのよい食事
塩分の多い食品(塩蔵食品)や食塩の摂取は最小限にして、野菜や果物不足にならないようにします。また、あまり熱い飲食物はとらないように。
(4)活動的な毎日
日常生活を活動的に過ごしましょう。
(5)適正な体重管理
太りすぎたり、やせすぎたりしないよう、適正体重を維持しましょう。
(6)感染への注意
肝炎ウイルス感染を調べ、感染している場合は治療をしましょう。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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