Question
PET検査でのがん診断の正確性
PET検査でのがん診断の正確性はどのくらいでしょうか?
男性/50代
2022/01/28
Answer
検査に用いられるFDG(ブドウ糖に似た検査薬)の取り込みには、細胞の密度や分裂速度、腫瘍の大きさなどが影響します。そのため、がんを正常または良性疾患と判定してしまう「偽陰性」、逆に正常または良性疾患をがんと判定してしまう「偽陽性」が一定の割合で発生することは避けられません。
PET検査は一度で全身を調べられることで、「がん」診療において非常に有用な検査法ですが、部位によっては苦手とするがんもあります。CTやMRIといった他の検査や画像診断と組み合わせることで、がんの存在部位や広がり、悪性度などをより明確に知ることができます。
PET画像はCTやMRIに比べて読み取りやすいとされています。近年では、PETとCTが一体化されたPET-CTの導入が進んでおり、より正確な診断が可能になっています。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
関連するキーワード
がん
がん検診
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能
※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。