Question

メタボリックシンドロームの診断基準は?

メタボリックシンドロームの診断基準を教えてください。

男性/30代

2022/01/28

Answer

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)の状態で、かつ脂質異常、高血圧、高血糖のうち、2つ以上をあわせもっている症状を指します。内臓脂肪症候群とも呼ばれています。

 メタボリックシンドロームは、内臓脂肪が蓄積していて、さらに脂質異常、高血圧、高血糖のうち、2つ以上をあわせもっている状態をいい、内臓脂肪症候群とも呼ばれています。

 メタボリックシンドロームの診断は、まず「内臓脂肪の蓄積」で行います。基準は、腹囲(へそ周り)です。男性は85cm以上、女性は90cm以上が該当します。

 この数値は男女ともに、腹部CT検査の内臓脂肪面積が100cm2以上に相当するとされています。ちなみに腹囲は、スカートやズボンのウエストの位置ではなく、へその位置で、姿勢は立って息を吐いた状態で測ります。


 「内臓脂肪の蓄積」に加えて、「脂質異常」、「高血圧」、「高血糖」のうち、2つ以上の項目が当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。

 「脂質異常」の診断基準は、中性脂肪150mg/dL以上、HDLコレステロール 40mg/dL未満のいずれか、または両方です。

 「高血圧」の診断基準は、最高(収縮期)血圧130mmHg以上、最低(拡張期)血圧85mmHg以上のいずれか、または両方です。

 「高血糖」の診断基準は、空腹時血糖値110mg/dL以上です。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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