花粉症治療でステロイド注射の是非

女性/40代
2022/01/28

花粉症の治療にステロイド注射を行ってもよいのでしょうか。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

ステロイド薬を皮下あるいは筋肉内に注射すると、3週間ほど血中で有効濃度が持続します。強い抗アレルギー作用、抗炎症作用を持つことから、花粉飛散期のピークに投与すると高い効果が期待されます。そのため、1回注射をすると、花粉症が治る、などといった風評も広がっているようです。

しかし、この治療法には、満月様顔貌、皮膚萎縮、月経異状、副腎機能低下などの副作用が出現する可能性があります。

日本アレルギー学会では、ステロイド薬の注射を推奨していません。また、アレルギーの専門施設ではその副作用の問題からほとんど行われていません。

花粉症の症状が非常に強い(特に鼻づまり)場合には、経口ステロイド薬や鼻噴霧用のステロイド薬を使用することはあります。ただし副作用の危険がありますので、医師の指示の下、短期間のみの投与となります。

ステロイド注射を行う場合には、他の治療方法の選択も含めて、十分医師と相談することをおすすめします。

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