Question

ケムシに刺されたときの対処法

ケムシに刺されたときの対処法を教えてください。

男性/40代

2022/01/28

Answer

有毒毛を持っているケムシ(ドクガ、チャドクガ、イラガ、ヒロヘリアオイラガなど)に触れると、赤いブツブツがたくさんでき、強いかゆみやピリピリした痛みなどを伴います。

このような皮膚炎は、遊びに出かけた公園や庭の手入れの際にケムシに触って起こることが多いのですが、直接触っていなくてもケムシの毛が付着した衣類に触れて生じることもあります。

ケムシに刺されたり、触ってしまったことに気づいた場合は、まずガムテープなどを使って毛を取り除き、泡立てた石けんとシャワーで洗い流してください。有毒毛はとても小さいので、手でこすったり、払ったりすると皮膚に食い込んでしまい、症状が悪化させるおそれがあります。

水で洗い流したら、塗り薬による治療が基本です(市販薬の使用については、薬局の薬剤師に相談しましょう)。このとき、患部をかかないようにすることが大切です。がまんできないときは、冷たいタオルなどで冷やすとかゆみや痛みが和らぎます。 

赤みがなかなか引かなかったり、強いかゆみが続いたりする場合は、ステロイド外用薬が必要になります。症状が強い場合は、抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が必要になるので、皮膚科の医師に相談してください。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /

関連するキーワード

かゆみ
虫刺され
応急処置
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。