介護中、上手に口を開けさせるコツ

2022/01/28
介護中です。口腔ケアのとき、上手に口を開けさせることができません。口を開けさせる方法はありますか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
口腔ケアの際、口を開けたがらない場合は、何か理由があると思われます。まずは、その理由を考えてみましょう。
たとえば、口内炎や口の中に傷があるために痛くて開けられない、吸引や口腔ケアでいやな思いをしたために開けたくないなどが考えられます。理由がわかれば、配慮や対策がしやすくなるはずです。
上手に口を開けさせるテクニックとして、口内の「K-point」という場所を刺激する方法があります。K-pointは、下の歯列に沿って指を一番奥に入れ、ぶつかった辺りの内側にあります。多くの場合、この部分を指で押して刺激すると、口が開きます。
ただし、いきなり口を開けさせようとするのではなく、やさしく声をかけながら肩や顔にふれたり、頬など口の周辺をやさしくなでたり、またマッサージをしてリラックスさせたりしてから、口の中を触るようにするとよいでしょう。


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