バリウムが気管に入ったときの健康への影響

男性/70代~
2021/12/21

胃のX線検査を受けた際、上を向きすぎたせいか、バリウムが1ccくらい気管に流れこんでしまいました。気管に入ったものは取り出せないため、発熱など症状があれば受診をするよう、健診先の医師に言われました。今のところ症状はありませんが、肺がんの原因になるなど、健康への影響はないのでしょうか。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

年をとってくると、気管の入口が細くなってむせることがあります。バリウムは気管の壁につくとなかなか取れないのですが、咳や痰と一緒に徐々に出てくることがほとんどです。胸部レントゲンで見つかる人もいますし、2~3年そのまま残る人もいますが、特に問題はありません。


肺がんの原因になることはありませんが、今後、誤嚥性肺炎や細菌・ウイルスによる肺炎が疑われるような際には、すぐに受診することが必要です。必ず以前にバリウムを誤嚥したことがあることを医師に伝えてください。

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