テレワークが続き、気持ちがふさぎがちに
コロナの影響で在宅勤務が増え、初めは自分のペースで仕事ができて快適に思っていたのですが、長引くにつれ気分がふさぎがちに。これまで通勤が気持ちの切り替えに役立っていたのかも。どうすればよいですか。
女性/30代
2021/12/21
在宅勤務は通勤時間の削減やワーク・ライフ・バランスの向上などのメリットがある一方で、ご相談者のように気持ちの切り替えが難しくなるなどのデメリットもあります。業務内容や個人の性格などによる向き不向きもあることでしょう。また、たとえ向いていたとしても、仕事環境が大きく変化しており、それによるストレスが生じるのは当然のことと思います。
ご相談者の場合、特にオンとオフの気持ちの切り替えの部分にストレスを感じているようですね。通勤するという行動がなくなったことで、仕事とプライベートの線引きがあいまいになってしまっているのかもしれません。もし、そうであれば、通勤に代わる気持ちの切り替え方法を考えてみてはいかがでしょうか。
例えば、通勤時と同じような服装に着替え、しっかりメイクなどをして、今から仕事の時間であると自分で改めて認識できるようにする。仕事をする場所とプライベートで過ごす場所をできる限り分ける。仕事で使う書類や道具などは蓋つきのボックスなどに入れておき、始業時に取り出して終業時にはしまうことで、仕事以外の時間には目に入らないようにする。などといった方法もあると思います。
特に終業後の切り替えというのは、とても大事になると思います。仕事が終わったら、部屋着に着替える、外に出て軽く散歩をしてみるなど、自分を取り巻く環境を少し変えてみるのもよいでしょう。
また、在宅勤務では、職場の同僚や上司などとコミュニケーションが取りにくい状況が生まれ、それがストレスにつながってしまうこともあります。どうしても辛いときには上司に時間を取ってもらい、相談してみてください。コロナ禍において、皆さんがどうすれば気持ちよく働いていけるかは、職場全体で意見を出し合って考えていく必要がある大切な課題であると思います。1人で悩まないことを心がけて、生活の中で自分に合った方法を探して、取り入れてみてくださいね。
※2022年1月31日時点の内容です。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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