在宅勤務の新入社員を不安にさせないためには
一人暮らしの新入社員が孤独や不安を感じているのではないかと心配です。
男性/40代
2021/12/21
テレワークの導入で、在宅勤務を行っている新入社員の部下の様子が気になるのですね。仕事内容や進め方がわからない不安、必要な情報が十分に入ってこない不安、一人で仕事をしなければならないプレッシャーや孤独に悩むことも多いことでしょう。上司としてとても心配ですね。
入社したばかりで職場の仲間との関係も希薄なことが多く、誰にも相談できずに悩みが深刻化してしまう可能性もあります。オンラインという限られた環境の中で、部下の様子を的確に把握するために上司ができることを考えてみましょう。
まず、もっともおすすめなのが、定期的にオンライン面談をすることです。面談では、業務の進み具合だけでなく、その日の体調や気分に関する質問もしてみましょう。毎回同じ質問をすることで、不調のサインに早めに気づくことができると思います。
次に、孤独を感じさせないよう、チーム内の雑談タイムを活用しましょう。これは朝の挨拶とともに行う、オンライン会議の前後に行うなどルールを決めて行うことをおすすめします。仕事とは直接関係ない他愛のない話をすることで、チームメンバーへの親近感やチームとしての一体感を感じるきっかけになることでしょう。
また、在宅勤務では生活リズムが崩れやすくなります。その結果、長時間労働になり知らず知らずのうちに疲弊してしまう方もいます。終業時刻には必ず報告をもらい、部下が長時間労働になっていないか、生活リズムを崩していないかの目安にするとよいでしょう。
もし、あなたが部下の体調変化や生活リズムの乱れを感じたら、早めに面談を行うことをおすすめします。その際には、質問攻めにするのではなく、相手の話にしっかりと耳を傾けてください。そして、必要であれば社内の産業医などの産業保健スタッフと連携しましょう。こうした問題を、あなた自身が一人で抱え込まないようにすることも大切です。
※2022年1月31日時点の内容です。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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