肺のＸ線検査で新型コロナ感染ではなかったが……

新型コロナウイルス感染症の主な症状は、発熱 、せきや鼻水、鼻づまり、のどの痛み、頭痛、疲労感などです。下痢や嘔吐などの症状は10％未満で、においや味の障害を訴えることもあり、イタリアでは約30％の報告があります。

新型コロナウイルスに感染した方の80％は、かぜのような症状が出てから1週間前後で軽症のまま良くなります。残り20％の方は、かぜのような症状が出てから5～7日程度で症状が悪化し、肺炎になり重症化します。

肺炎になっているかどうかはレントゲン検査でわかります。また、体のだるさは、かぜやインフルエンザなど他の原因でも起こります。

胸のレントゲンを撮った時期にもよりますが、仕事をできる限り休んで外出を避け、自宅療養をしましょう。安静に過ごされてもだるさが続いたり、ひどくなったりするようなら、受診した医師に相談するか、帰国者・接触者相談センターや保健所の相談窓口に相談しましょう。

※2022年１月31日時点の内容です。