Question

インターネットに依存して抜け出せない

私はインターネット依存症です。現実の世界での友人もいますが、ネット世界での友人のほうが居心地がとても良いと感じます。自分に都合の悪いことは隠しておけるし、相手は自分の都合の良い人を選ぶことができるのが当たり前だと思っています。できることならネット依存症から脱出したいと思っているのですが、なかなか抜け出すことができません。家に帰るとすぐパソコンを立ち上げ、寝るまで電源を落とすことはありません。休みの日は予定がなければ1日中、パソコンの前にいます。やめたいという気持ちはあるのですが、行動が伴いません。どうすればネット依存症から抜け出せるのでしょうか。

男性/20代

2021/12/21

Answer

ご自身のことを「インターネット依存症」といわれるぐらいですから、わかっていながらなかなか抜け出せない現状にお困りのことかと思います。まずは、相談できたことを第一歩ととらえて、問題を整理しながら対処の方法を考えていきましょう。


あなたが問題だと考えていることの一つは、ネットの世界での友達関係のほうがの居心地がよいが、このままでよいのか、このままだと現実世界の友人関係にも影響を与えてしまうのではないかということでしょうか。もしくは、都合のよい関係だけを持ち続けることに、漠然とした不安を感じておられるのかもしれませんね。


また、もう一つの問題として、家に帰ってから寝るまで、休日は予定がなければ1日中パソコンの前に居続けてしまうことも気になっておられる様子。このことによって他にしなければいけないことが後回しになってしまうことも問題となるでしょうし、もしかすると生活リズムが崩れたり、仕事や学業への影響が出たりすることも懸念されているのかもしれません。


依存症はアルコールや薬物、ギャンブルやネット、ゲームなどで見られますが、対処法としては、できるならばやめてしまうことが一番の改善法です。例えば、アルコールなら断酒するということになります。症状が重い場合には、入院するなど依存対象から隔離される場合もあります。あなたの場合は、ネット以外での友人関係も維持され、予定があれば外出できているようですから、隔離までは必要ないでしょう。しかし、できることならネットへの接続環境を減らしていくことが一番です。


とはいえ、すぐには難しいでしょうから、まずはネットを使用するときに目的を持って使用することで、接続時間を減らしてみてください。パソコンの前に座る前に、今回の接続で何をしようとしているのかを書き出しておくことも有効です。目的が達成されたら、パソコンから離れるようにしましょう。いつの間にか目的から脱線しないように気をつけてください。


ネットはあくまでも日常生活を便利にする道具です。依存している状態は、道具に使われている状態といえます。目的を持って道具を使用できるようになることが、依存状態から抜け出すための方法といえるでしょう。


あなたの場合は、予定を入れればまだ他のことに意識を向けられるようですから、ネットを用いないでもできる、健康的で社会的にも認められる趣味や活動(習いごとやボランティアなど)を始めることで、バランスが取りやすくなることもあるかと思います。最初のうちは、1日だけでもパソコンを使わない日をつくることを目標に、対処の工夫をしてみてくださいね。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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