2回目の転職をするべきか迷っている
卒業後1年ほど働いてから、今の会社に転職しました。やりたい仕事だと思って転職したのですが、自分の能力が生かせていないと感じています。転職できる年齢が限られていることを考えると、早めに動いて自分の可能性を伸ばしたいと思うのですが、2回目の転職をするべきか迷っています。
男性/20代
2021/12/21
学生時代に勉強し、期待を抱いて社会人生活をスタートしたけれども、何となく思い描いていた生活や仕事ぶりと現実に違和感があり、転職されたのですね。自分の夢や希望に向かって突き進もうとするひたむきな思いが伝わってきました。
自己実現したいという思いは大切で、紆余曲折のある社会人生活を送っていくなかでは、あなたの大事なこころの拠り所になるでしょう。しかしながら、2回目の転職を迷うのは、あなたの決断を鈍らせるものがあるから次の一歩が踏み出せないように感じましたが、いかがでしょうか。迷いが生じているならば、即行動に移さずに熟考したほうがよいという、こころが発するサインと受けとめてみませんか。
希望の仕事に就いたはずなのに「自分の能力が生かせない」と感じるのは歯がゆく、意欲をそがれる気持ちになりますよね。しかし、ここがひとつのがんばりどころでしょう。なぜなら業務内容は、その人の年齢や経験年数などを考慮してアサインされることが多く、現在アサインされている業務は、あなたの成長や将来に向けてのステップとも考えられます。ですから、業務内容の意味を考え、将来に向けてどのように生かしていくかという視点で過ごしてみませんか。
そして肝心なことですが、前の職場をやめてまで転職したのは、今の仕事に対する思いがあってのことでしょう。思い描いていた生活と異なる日々を過ごしていると、なぜこの仕事を選んだのかという原点を忘れてしまうことがあります。まずは、その原点を思い返してみましょう。
転職できる年齢には限りがあるという情報を耳にすると、焦る気持ちが沸き起こりますが、「石の上にも三年」「急がば回れ」ということわざのように、今の職場でじっくり腰を据えて取り組んでみて、あなたが納得できる答えが出てから、次の転職を検討してはいかがでしょうか。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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