梅毒検査 <妊婦健診>

最終編集日:2022/7/29

梅毒は、粘膜や皮膚の小さな傷口などから梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)という細菌が入り込むことでひき起こされる性感染症です。感染して3週間くらい経過してから、性器や肛門、口に硬いイボのようなものができます。その後、さまざまな症状が現れ、自然に消えるなどをくり返すのが梅毒の特徴です。
症状が現れていないケースでも、胎盤を通して胎児に感染し、胎児の神経や骨に異常をきたす先天梅毒をひき起こすことがあります。妊娠13週までは胎児への感染率が低く、また治療によく反応するといわれているため、妊娠初期に必ず梅毒検査を受ける必要があります。
梅毒の検査は血液検査で行い、RPR定性・定量(STS)、TP抗体検査(TPHA)の2つ抗体を調べます。結果は2つの結果から陰性(-)、生物学的偽陽性(-)、感染初期(+)、陽性(+)、または治療後(-)と判定されます。陽性の場合は、ペニシリン系抗生物質を服用して治療します。梅毒は性行為によって感染する病気ですから、必ずパートナーも一緒に治療を受けましょう。

監修

JR東京総合病院 産婦人科 医長

松浦宏美

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