施設サービス
最終編集日:2022/3/30
施設サービス
介護保険で利用できる施設サービスには、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院などがあります。
なお、施設サービスは要介護の認定を受けた人のためのサービスで、要支援の人は利用することができません。
特別養護老人ホーム、通称「特養」と呼ばれる施設です。
寝たきりや認知症などの状態にあって、常に介護が必要で自宅では介護が困難な人のための施設です。日常生活の介護、リハビリテーション、健康管理などのサービスが受けられます。
要介護3〜5の認定を受けた人が対象とされています。ただし要介護1〜2でも、やむを得ない事由がある場合に特例的に入所が認められることもあります。
・介護老人保健施設
介護老人保健施設、通称「老健」と呼ばれる施設です。
在宅復帰を目指す、病状が比較的安定している人が入所し、リハビリテーションに重点を置いたケアが行われます。医師の管理下で介護、リハビリテーション、日常生活の介護などのサービスが受けられます。
要介護3〜5の認定を受けた人が対象とされています。
・介護療養型医療施設
療養病床などがある医療施設で、病状が安定しているが長期の療養を必要とする人のための施設です。療養上の管理や看護などの医療、介護サービスが受けられます。
要介護3〜5の認定を受けた人が対象とされています。
重篤な疾患をもっている人や、からだに合併症をもっている認知症および高齢者などを対象に長期療養を行う施設です。要介護3〜5の認定を受けた人が対象とされています。以前は療養型病院といわれていました。
監修
あしかりクリニック院長
芦刈伊世子
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