皮脂腺の多い場所ほど、体臭が発生しやすい

最終編集日:2023/8/6

多量の汗をかく夏は、そのにおいも気になってしまいますね。しかし「汗臭い」などと言われますが、実は汗そのものに、においはありません。汗が皮膚の表面の垢(あか)や皮脂などと混ざり合い、それを皮膚にいる常在菌が分解することで、においが発生します。


●皮脂の多いところは注意

皮脂が出る「皮脂腺」は、その数が多いところと少ないところがあります。

特に、頭、額、背中は皮脂腺が多い場所なので、においが発生しやすい場所といえます。首やデコルテ、胸元なども気をつけたい場所です。汗をこまめに拭き取るとよいでしょう。


●皮膚を清潔に

気になるにおいを発生させないためにも、皮膚の清潔を保つようにしっかりとケアを行いましょう。特に足は、靴を履くため蒸れやすい場所です。指の間や爪の間などに垢がたまりやすいため、傷をつけないように気をつけて丁寧に洗うとよいでしょう。


●ケアグッズを活用

汗を拭き取るシート、制汗剤、消臭スプレーなど、さまざまなアイテムがあります。汗の治療でも用いられる塩化アルミニウム溶液は、汗そのものを抑える効果があります。

自分に合ったものを上手に取り入れ、汗が多い時期のにおいをケアしましょう。

監修

保健同人フロンティアメディカルチーム

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