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サプリメントで気をつけたいコト

最終編集日:2026/4/27

栄養バランスのとれた食事が大切だとわかっていても、忙しくて食事に気が回らないことや、「最近疲れているから何かで補いたい」と考えることもあるでしょう。

野菜不足が気になるとき、元気や活力がほしいとき、サプリメントは手軽で便利な存在です。


ただし、使い方を誤るとかえって健康を損ねてしまうこともあります。

サプリメントの特徴を理解し、適切に取り入れることが大切です。


●サプリは「健康食品」

サプリメントは医薬品ではなく、健康食品や食品に分類されます。

そのため、医薬品のように法的な規制や規格が厳密に管理されているわけではなく、製品によって成分量や品質に差が生じます。

また、栄養素を強化したものや濃縮したものも多く、少量でも特定の成分をとりすぎてしまうおそれがあります。

たとえば、疲労対策にビタミン剤を併用し、さらに食事や栄養ドリンクからもビタミンをとった結果、知らないうちに必要量を大きく超えてしまうケースも見られます。

次のような症状がみられた場合は、速やかにかかりつけ医などに相談しましょう。


【過剰摂取の例】

ビタミンA:吐き気、頭痛、めまい

カルシウム:鉄や亜鉛の吸収を妨げる

鉄:便秘、胃腸の不調


さらに、サプリメントのなかには薬との飲み合わせに注意が必要なものもあり、薬の作用が強く出たり弱まったりすることがあります。

サプリメントは食品ではありますが、体に与える影響は小さくありません。

複数を併用する場合や薬を服用している場合は、自己判断に頼らず、かかりつけ医や薬剤師に相談しながら慎重に取り入れましょう。


●基本は食事から、サプリは補助として

サプリメントは特定の栄養素を効率よくとれる反面、栄養バランス全体を整えるものではありません。

本来、私たちのからだは、主食(ご飯・パンなど)、主菜(肉・魚・卵・大豆製品など)、副菜(野菜・海藻・果実など)といった、さまざまな食品から少しずつ栄養をとることで保たれています。

これらの食品には多様な栄養素が含まれており、それが互いに働くことで健康が支えられています。

サプリメントは便利ですが、食事の代わりにはなりません。

忙しいときは、スーパーやコンビニの惣菜や弁当を活用するのも一つの方法です。

主食・主菜・副菜の3つのグループを意識しながら選ぶだけでも、栄養バランスは整いやすくなります。

サプリメントはあくまで不足を補うための存在。日々の食事を土台にしながら取り入れることが大切です。


「栄養は食事からとること」を大前提に、そのうえで、不足分を補う手段として上手に活用することが健康維持につながります。健康のために取り入れるものだからこそ、適切な使い方を心がけることが大切です。


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監修

みんなの家庭の医学メディカルチーム