Question

疲れを感じたときにオススメの対処法

最近、以前に比べて疲れを感じやすくなりました。疲れを感じたとき、どのように対処するとよいのでしょうか。

女性/30代

2021/12/21

Answer

疲れは誰もが日常的によく経験する身近な症状ですが、心や体からのサインである場合が少なくありません。自覚したときは、すみやかに適切に対処することが大切です。対策としては、回復のために毎日の食事を整えることと適度な休息や気分転換を行うことをおすすめします。


食事に関しては、朝食を毎日とること、主食・主菜・副菜の揃ったバランスのよいメニューを心がけることで、疲れを回復するために必要なエネルギーや栄養素が補給されます。また、ビタミンB1などのビタミン類が不足すると、摂取したエネルギーを体の細胞に十分供給できず疲れやすくなることがあるため、注意しましょう。


エネルギー源になる糖質とビタミンB1がとれる食品としては、玄米や胚芽精米、雑穀、全粒粉パンなどの精製度の低い穀類のほか、豚肉やレバー、うなぎ、大豆、豆腐などがあります。ビタミンB1の働きを助けるアリシンを含む、ねぎやにら、たまねぎなど使った料理を添えるとより効果的でしょう。


また、クエン酸には疲労物質である乳酸を分解する働きがあります。レモンを調味料に使ったり、デザートにグレープフルーツなどのかんきつ類、いちご、キウイなどをとったりするのもよいでしょう。栄養ドリンクや健康食品などの効果については、一時的であることや本質的な疲労回復にはならないことが多いので、過度の期待は禁物です。


さらに、睡眠時間やリラックスできる時間を確保して、負担にならない程度の運動や趣味で気分転換などを行えば、単なる疲れであれば自然となくなっていくことが多いです。一方、夜更かしや過度の飲酒、バランスの悪い食事、オーバーワークなどといった生活面での負担が続けば、単なる疲れであっても慢性化して、悪循環や何か病気を招くことにもなりかねません。


なお、生活面で気をつけても、疲れがとれない、他の症状を伴う、日常生活に支障を感じてるなどの場合は、早めにかかりつけの内科などを受診することをおおすめします。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

\ アンケートに答えて健康相談を無料体験 /

関連するキーワード

だるさ
本サービスに掲載される情報は、医師および医療専門職等の監修の元、制作しております。監修者一覧および元となる情報はこちらからご参照ください。
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。