Question

職場でお荷物扱いされ居場所がない

先月、社の中でも新しい事業を手掛けている部署へ異動しました。以前の部署は同世代も多く、良くも悪くも昔気質な雰囲気があったのですが、いまの部署は20〜30代がほとんどで、50代は私だけです。業務内容も比較的若い世代を対象としたサービスを扱っているため、話についていけないこともしばしばあります。そのため、メンバーとのコミュニケーションもうまくいかず、業務についていけていません。定年まであと数年の私がなぜこの場違いな部署に配属されたのか、私を早期退職させるための会社の思惑があるのではないか、メンバーからはお荷物と思われているのではないかと、毎日自虐的な妄想にとらわれ、出社するのがつらいです。

男性/50代

2021/12/21

Answer

今までの部署よりも、若い方中心の新しい事業を手掛ける部署に異動されたのですね。同じ年代の方もいなく、なかなか話についていけない状況とのことですので、さぞかし不安も大きいこととお気持ちお察しします。少しマイナス思考になっているご様子もうかがえ、あなたのつらい状態が伝わってまいりました。


先月異動されたばかりとありましたので、あなたがまだ新しい仕事に慣れなかったり、知識が十分でなかったりしたとしても、それは当然のことではないかと思います。ですから、周囲の方々も、あなたが現時点で業務についていけない部分があったとしても、お荷物と思ってはいないのではないでしょうか。


不安から、早期退職のための思惑では、と思ってしまうお気持ちもよくわかりますが、実際にそのように言われたわけでないのであれば、いったん、そのように考えることをやめてみることも大切かと思います。


なぜあなたが今の部署に配属されたのかを、少し視点を変えて考えてみてはいかがでしょう。新しい事業を手掛ける部署と言いますと、会社としては、今後に大きな期待をかけているのではないでしょうか。若い世代対象のサービスであれば、当然若いスタッフが必要にはなりますが、それだけでは不十分であるという考えから、50代のあなたが配属された、という可能性もあるように思います。


新しい事業だからといって、若いスタッフの力だけが必要とされるわけではありません。例えば、50代だからこそ気づけるようなことや、若いスタッフにない発想などもあると思います。会社としては、あなたにそういったことを期待しているとは考えられないでしょうか。


確かに、新しいことを学んだり、挑戦したりするのは、若いころに比べるといろいろな面で負担も大きいと思います。しかし、逆に考えると、50代になってから若いスタッフと新しい事業に取り組んでいけるというのは、とてもすばらしいことではないでしょうか。


今の状況を少しでも前向きに捉え、50代のあなただからこそ感じることなどを、若いスタッフの方々と話し合ってみてはいかがでしょうか。お互いに刺激を受けることで、よりよいアイディアなどが生まれることもあるかと思います。


ただ、そういった努力をしても、業務についていけない状況が続いたり、つらいお気持ちが改善しなかったりするようであれば、あなたの上司に当たる方に相談されることをおすすめします。一人で悩みを抱えると、より苦しい状態になってしまうこともありますので、どうしても今の部署で働くことがむずかしい時には、社内で相談され、あなたにとってよい方法を一緒に考えてもらうことが必要だと思います。


あなたのストレスが軽減され、一日も早く、つらいお気持ちが楽になられることをお祈りしています。

回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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