なかなか改善しない股関節の痛みの原因は?
デスクワークが長いせいか、股関節の痛みで悩んでいます。何度か整形外科を受診しましたが、なかなか改善しません。原因は何でしょうか?
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
股関節は、骨盤側の受け側と大腿骨側の球状の骨からなり、それぞれの表面は軟骨と呼ばれる弾力のある組織で覆われています。この組織が衝撃を吸収したり、関節が動くときの摩擦を減らしたりすることで、関節は滑らかな動きができています。
一般的な股関節痛の原因としては、加齢や筋力の低下、姿勢の影響などによる関節の変性(変形性股関節症など)、股関節周囲の筋肉や腱などの炎症、腰や骨盤などほかの部位の痛みが股関節痛として感じられる関連痛など、多岐にわたる可能性があります。また、デスクワークで長時間座位が続くと、股関節が曲がった状態(屈曲位)が持続し、股関節周囲の筋肉が硬くなったり、関節に負担がかかったりすることも痛みの一因となることがあります。
ご相談者の場合、何度か受診されているとのことですが、症状が続いている様子ですので、再度かかりつけ医を受診されるようおすすめします。再検査の必要性や、痛みを改善するための治療(薬物療法、理学療法など)、専門医への紹介などについて相談されるとよいでしょう。
再受診にあたって、以下のような症状の変化を観察して、医師に伝えていくことが診断の助けとなりますので、確認してみてください。
●時間帯による変化はあるか。
(痛みは起床時にあるか、夜間にはどうかなど、一日のなかでの変化をみます。)
●股関節の曲げ伸ばしや開脚などにより、症状に変化はあるか。
●歩きすぎや階段の昇り降りなどによる症状の変化はあるか。
●長時間座っていたあとに痛みが強くなるか。
●症状の範囲の広がりや程度が増す要因はあるか、また症状が軽くなる要因はあるか。
●症状は常にあるのか、動作時のみか。
●寒さや天候での変化はあるのか。
日常生活では、同じ姿勢を長時間続けることを避け、こまめに立ち上がって軽いストレッチをするなど、股関節周囲の筋肉をほぐすことも大切です。ただし、痛みが強い場合には無理をせず、医師の指示に従ってください。

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