双極性障害の家族を支える不安と疲れ
家族が双極性障害で、躁うつの波が大きく接し方に悩んでいます。最近も、急に活動的になったかと思えば、数日後には起き上がれないほど落ち込む状態が続き、どう支えればよいのか不安です。日常生活のサポートを続けていますが、私自身も疲れを感じています。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
精神的な不調で療養している方との関わり方について悩まれる方は多く、日々どのように接すればよいのか迷いや負担を感じることは決して珍しくありません。
双極性障害のように、躁状態とうつ状態が繰り返される疾患では、その時々の状態によって対応が変わりやすいため、周囲の方にとっても心身の負担が生じやすいことと思います。
そのため、双極性の症状がある方に対しては、一般的に「日常のリズムを整えること」「状態変化の兆しを把握すること」が大切とされています。
まず、日常のリズムを整えるとは、起床・食事・就寝時間を一定に保ち、生活習慣が乱れないようにすることを指します。また、躁状態、うつ状態に移行する際には行動や感情の変化などに何らかの前兆がみられる場合があります。こうした前兆を理解しておくと、早めに対策をとりやすくなるでしょう。ご本人に変化の認識がない場合は、主治医へ早めに相談することが大切と考えられています。
また、ご本人の調子が安定しているときに、「どのような状況やストレスが症状悪化につながりやすいか」などを話し合い、ご本人と家族で共有しておくと、より安心できるのではないかと思います。
一方、うつ状態の時は、自分を責めたり自信を失いやすく、周囲からの励ましが負担になることもありますので、静かに寄り添って、そっと見守るような対応が良いこともあります。
ただし、最適なかかわり方は一律ではなく、症状の現れ方や性格的な傾向、置かれている環境によって、合う方法は人それぞれ異なります。より具体的な対応については、主治医の意見を聞くことをおすすめします。主治医や医療機関のスタッフと相談しながら進めることが安心につながるでしょう。
また、精神的な不調を抱える方を支える周囲の方々も、知らず知らずのうちに大きな負担を抱えてしまうことがあります。支える側の心の健康も同じように大切ですので、疲れすぎないよう、ご自身の休息の時間を確保し、心身のコンディションを整えるようにしてくださいね。

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