ALTが高い。受診して検査をすべき?
健康診断でALTが基準値を超えていました。これまでは常に基準値内だったので気になっています。受診して詳しい検査を受けたほうがよいのでしょうか。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
ALT(GPT)は、おもに肝臓に存在する酵素です。肝細胞がダメージを受けると、細胞の中に多く含まれているALTが細胞の外へ放出されて、血液中に増えてきます。異常を示す原因は、肝臓の疾患、胆管系の疾患、甲状腺の疾患などのほか、飲酒、内服薬、肥満、ストレスなどの影響も受けやすく、一般的に、数値が高いほど病気の可能性が高いことを示します。
日本人間ドック・予防医療学会による判定基準では、肝機能ALTの基準値は30 IU/L以下で、31~50 IU/Lで要注意、51 IU/L以上は異常値とされています。
数値が上昇した場合は、肝炎ウイルスの検査やほかの肝機能検査、腹部超音波検査などの必要な検査を受け、原因を調べます。治療を必要とする明らかな病気が判明しない場合、通常は定期的な血液検査などで経過を観察していくことが考えられます。
今後の対応については、健康診断の判定指示に従うことが基本です。判定は、検査所見によって「医療機関受診」「精密検査」「再検査」「経過観察」などの指示があるほか、軽度の変化はみられるものの「対応不要」の場合もあります。各健診機関ごとに表現が異なるので、不明な場合は、健診機関に直接確認されるとよいでしょう。
受診や精密検査、再検査の指示がなくても、結果について不安に思われる場合は、健康診断の結果を持参して、かかりつけの内科やお近くの消化器内科を受診されると安心です。

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