チョコレート囊胞が原因の不正出血が続いて不安
2025/12/14
不正出血が続いたため婦人科を受診したところ、卵巣にチョコレート囊胞があると診断され治療を受けることになりました。受診後、1週間経っても不正出血が止まらないのですが、次回の受診を待たずに早めに受診したほうがよいのでしょうか。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
チョコレート嚢胞は卵巣に発生する子宮内膜症の一形態です。子宮の内側にあるはずの内膜、あるいはそれに似た組織が卵巣に発生し、古い血液が溜まってチョコレート状になるため、チョコレート嚢胞と呼ばれています。無症状の場合もありますが、強い月経痛や、治療薬の副作用や子宮内膜症の影響で不正出血などの症状が出ることがあります。
出血が続くことにより、貧血が起こる可能性が考えられます。少量でもダラダラと出血が続く場合や、貧血の症状として、疲れやすい、めまいやふらつき、動悸、息切れなどがある場合は再受診の目安となります。
ご相談者の場合、症状が続いたり、体調に変化があった場合は、次回予約を待たずに受診を検討されるとよいでしょう。また、急な大量出血、強い腹痛、発熱などの症状がある場合は、すみやかに受診されることをおすすめします。

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