がんと診断された。治療に向け気持ちを整理したい。

女性/50代
2025/12/12

先月に受けた検査の結果、乳がんとの確定診断でした。早期とのことでしたが、不安でいっぱいです。これから治療を受けるにあたり、気持ちを整理するために、何かアドバイスをいただけたらありがたいです。

この質問への回答

みんなの家庭の医学メディカルチーム

病気の診断を受けて、不安な日々を過ごされていることと思います。

がんの診断を受けたとき、多くの人が大きなショックを受け、現実を否認したり、不安・恐怖・悲しみなど、さまざまな気持ちを経験します。時期や強さには個人差がありますが、これらの感情は自然な反応といわれています。また、時間の経過とともに少しずつ落ち着いてくることもあります。


不安や恐怖、悲しみは、気持ちを整理していくために大切なプロセスでもあります。

大変おつらい時期ではあると思いますが、なるべくいつもどおりに日々の生活を送ること、ルーティンワークのような決まった手順の作業をたんたんと繰り返すことなどが、気持ちを落ち着ける助けになる場合があります。

不安な気持ちをひとりで抱え込まず、ご家族など身近な人に話して、寄り添ってもらうことも大切です。


治療についての不安や疑問については、主治医とよく相談されることをおすすめします。主治医とよい信頼関係を築くことは安心にもつながります。

また、医療機関には「医療相談室」や「患者サポートセンター」などの相談窓口があります。専任の医療ソーシャルワーカーや看護師などが在籍していて、安心して療養に専念できるよう患者さんやそのご家族をサポートしています。不安な気持ちや疑問などがある場合には、このような窓口を利用されることもおすすめです。



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