中性脂肪は食事と運動で下げられる？

中性脂肪値の改善について、食事と運動だけで改善できる可能性は十分にあります。

中性脂肪値が高くなる原因は、油や糖質のとりすぎやアルコールの飲みすぎ、運動不足などが関係しています。

以下に改善のポイントをご紹介します。

【食事面での改善ポイント】

●主食（ご飯、パン、麺類）の量を適正にする

●砂糖を多く含む菓子類や清涼飲料水の摂取を控える

●飲酒は1日当たり日本酒で1合（ビールなら中瓶1本）まで、あるいはできるだけ控える

●果物は糖質を含むため、1日200g程度を目安にする

●食物繊維が多い大豆製品、野菜、海藻類、きのこ、いも類を十分にとる

●青魚（イワシ、サンマ、サバなど）に含まれるDHAやEPAは中性脂肪を下げる効果が期待できるため積極的にとる

●夜遅い時間の食事は控える

【運動面での改善ポイント】

●ウォーキングなどの有酸素運動を毎日30分以上、週3回以上行う

●まとまった時間が取れない場合は、日常生活で階段を使う、こまめに動くなど活動量を増やす

継続的な生活習慣の改善が大切です。ただし、健診で「要再検査」などの判定を受けている場合は、医療機関を受診して専門家の指導を受けることをおすすめします。