自己肯定感が持てず、苦しい

幼い頃から親に否定されることが多く、自分に自信が持てません。人間関係では、嫌なことがあっても感情を抑えて我慢してしまい、言いたいことが言えません。そのせいか、自分の気持ちを押し殺してばかりで、ますます自分を好きになれず苦しいです。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
これまで、苦しい思いを抱えながら日々過ごしてこられたこと、自分を肯定したい、好きになりたいと思ってもなかなかうまくいかず、悩み続けてこられたのですね。
幼少期の家庭環境は、自己肯定感の形成に影響を与えることは少なからずあると思います。子どもの頃に十分に認められたり、ほめられたりする経験が少ないと、自分を肯定する気持ちが育ちにくくなることもあるでしょう。
しかし、成長の過程で、親以外の人から評価されたり、何かを達成する経験を重ねることで、自信を持てるようになったり、自分を肯定できるようになる場合もあります。
これまでの人生の中で、少しでも「認められた」と感じた経験や、「うまくできた」と思えた出来事はありませんでしたか? 自己否定の気持ちが強いと、どうしてもできなかったことばかりに目が向きがちですが、意識的に「できたこと」に目を向けてみてはいかがでしょうか。
たとえば、誰かに選ばれたり、信頼されたりした経験は、自分の価値を示すひとつの証です。また、感情を抑えて人間関係を保とうとする姿勢は、見方を変えれば「忍耐力がある」「感情をコントロールできる」といった長所とも言えます。
自分を好きになるための第一歩として、自分の良い面に気づき、それを認めてあげることはとても大切です。
そして、信頼できる人に気持ちを打ち明けることができるのも、心の支えになります。誰かに受け止めてもらえることで、少し気持ちが楽になることもあると思います。
少しでもお気持ちが軽くなることを願っております。


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