胃のポリープで経過観察に。生活での注意点は?

2025/08/29
健診の胃カメラ検査で胃に小さなポリープが見つかり、経過観察となりました。来年の健診までこのまま様子を見ていればよいのでしょうか。もし気をつけることなどあれば教えてください。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
「経過観察」とは、所見が認められるが様子をみていても問題ないと判断された状態を指します。定期的な検査で経過を見ますが、もし体調に変化を感じた場合は、次年度の健診を待たずに医師や職場の保健師等に相談することが大切です。
一般的に、胃ポリープは、小さいものだと多くの場合で治療の必要はなく、定期的な検査で経過観察をします。また自覚症状がないことが多く、種類によっても経過の見方が異なります。胃ポリープの種類で多くみられるものは、胃底腺ポリープ、過形成性ポリープ、腺腫性ポリープです。1cmを超えるような腺腫性ポリープ、過形成性ポリープは、定期的に内視鏡検査による経過観察がすすめられています。
日常生活では、生活習慣を見直し、以下のことに注意されるとよいでしょう。 また、定期的な検査を継続することも大切です。
●暴飲暴食、揚げ物など高脂肪食はできるだけ避け、肥満に気をつけましょう。
●胃酸の逆流を防ぐため、食後はすぐ横にならないようにしましょう。
●過度な飲酒、コーヒー、緑茶、唐辛子などの刺激の強い香辛料のとりすぎに注意しましょう。
●適度な運動と十分な睡眠を心がけ、生活リズムを整えましょう。
●ストレスをため込まず上手に気分転換を図りましょう。


みんなの
歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談※が利用可能

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。