自律神経のバランスが乱れるのはどんなとき?

どんな状況になると、自律神経のバランスが乱れてしまうのでしょうか? また自律神経を整えるために生活に取り入れたほうがいいことや見直したほうがいいことを教えてください。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
自律神経は通常、反対の作用をもつ交感神経と副交感神経がバランスをとりながら、からだの機能を一定の状態に保っています。しかし、強いストレスや過労、睡眠不足、生活のリズムや食生活の乱れ、ホルモンの乱れによって、そのバランスが崩れてしまうことがあります。
自律神経のバランスを整えるためには、ストレスをコントロールし、生活習慣を見直すことが重要です。日常生活におけるセルフケアのポイントは以下のとおりです。
●休養
ストレス源から距離を置き、休む時間をもつこと、がまんをしないことが大切です。気分転換に散歩をしたりゆっくりと入浴をしたり、適度に運動やストレッチを取り入れるなど、生活のなかでオン・オフを切り替えることがストレス解消につながることがあります。アロマテラピーや映画・音楽鑑賞、読書といったリラクセーションも効果的です。
リラックス法として腹式呼吸、自律訓練法(筋肉の緊張を解きほぐし、心身をリラックス状態に導く療法)もおすすめです。
●生活習慣の見直し
バランスのよい食事と適度な運動を心がけ、過度なカフェイン、習慣的な飲酒や喫煙を避けることが大切です。十分に睡眠をとり、体内のリズムを整えるために朝日を浴びることもおすすめです。
食生活では、ビタミンA、B、C、Eを含む食事をとるよう心がけましょう。カルシウムにはイライラをしずめ、不眠を解消する効果が期待できます。


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