介護リフォームの助成について知りたい

要介護認定されている介護保険の被保険者で「要支援1～2」もしくは「要介護1～5」のいずれかに認定されている人が使用する住宅の改修には、介護保険を利用して、介護リフォームのための補助金を受けることができます。

補助金の対象となる住宅は、「介護保険被保険者証」に記載されている住所の住宅で、福祉施設や病院に入所・入院しておらず、被保険者が実際にその住宅を利用していることが条件になります。

手すり設置や段差の解消など、介護リフォームはその人に合わせた改修を検討しながら進めていきます。まずはケアマネジャーから環境を整えるための具体的なアドバイスを提案してもらい、よく相談しながら進めていかれるとよいでしょう。

また、介護保険以外にも、お住まいの地域の自治体が独自の介護リフォーム助成金の補助事業を実施している場合もあります。支給の条件や支給額は自治体によって異なるため、事前に市区町村の窓口へ問い合わせることをおすすめします。

役立つと思われる介護用品としては、立ち上がりを補助する置き型タイプの手すりや突っ張り棒タイプの手すり、段差解消のミニスロープや滑り止めシートなどがあります。介護用品についても、ケアマネジャーなどに相談されると安心でしょう。