子どものアタマジラミ対策

2025/04/04
保育園でアタマジラミになった子がいました。感染を防ぐにはどうしたらいいですか?
この質問への回答
兵庫医科大学皮膚科学 教授 夏秋 優
アタマジラミは、頭髪に寄生する吸血性の昆虫です。幼虫と成虫の時期に頭皮から血を吸いますが、そのとき頭皮に注入される唾液腺物質へのアレルギー反応として、頭にかゆみが生じます。通常、感染後すぐにはかゆくならず、1カ月ほどしてから頭皮がかゆくなります。
保育園でアタマジラミに感染した子がいたら、ほかの子どもにも感染している可能性もあるため、皮膚科を受診して感染の有無を確認するとよいでしょう。
アタマジラミは、子どもたちの間で頭髪が触れ合うことで感染していきます。また、帽子やタオル、寝具、クシ、マフラーなどを介して感染することや、親子の添い寝などでうつることもあります。なお、プールの水やお風呂の湯を介して感染することはありません。
感染を防ぐには、まず帽子やタオル、クシなど、体に触れるものを、ほかの子どもや家族と共有しないことです。毎日の入浴と洗髪も重要です。髪はよくブラッシングします。また、子ども同士の頭を寄せるじゃれあいに注意し、昼寝では寝具の共有を避けて距離をおくなどの工夫をするとよいでしょう。
なお、頭髪の清潔状態と感染はまったく関係なく、毎日洗髪をしていても感染する可能性があります。不潔にしていたから虫がわいたというような誤解や偏見を広げないように周囲の大人は注意しましょう。
※2025年2月19日時点の内容です。


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