意見を言うと逆ギレする相手にどう対応?

最近、新しい業務を担当することになりました。まだ判断がつかないことが多く、リーダーに質問しても後回しにされることが多いです。また、業務上で気がついたことについて「こうしたほうがいいのでは」と意見を言ったら「それはお前が言うことじゃないだろ」と逆ギレされ、戸惑っています。このような上司と、今後どのように関わっていけばよいでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
新しい業務や部署に慣れるには、業務内容だけでなく、人間関係や職場の雰囲気にも適応する必要があり、想像以上にエネルギーを使うものです。まずはその環境に飛び込んだ自分自身をねぎらいましょう。
質問をした際、相手が多忙だったり、余裕がなかった可能性はありませんか? 忙しくて話が聞けないなどの状態であれば、後回しにされる場合もあるでしょう。それは上司だけでなく、先輩や同僚も同じだと思います。ご相談者が質問したいときに、相手は常に質問に答えられる状況とは限らないと考え、まずは、相手に今の状況について尋ねるとよいかもしれませんね。相手も確認されることで、“今は話を聞けるか、聞けないか”を伝える余裕を持てると思います。
同じ業務でも担当者が替わると、進め方の改善点などに気づきやすいのはよくあることだと思います。ご自身もこれまでの経験から、よかれと思って上司であるリーダーに提案したのですよね。
一方で、既存のやり方にはこれまでの経緯のほか、現在の形になったそれなりの理由や背景などがあるはずですから、提案をする前にそれらを確認しておくとよいでしょう。そういった経緯や背景を理解しないまま改善などの提案をすると、その業務をこれまで進めてきた人たちから、「今までの自分たちのやり方を否定された」と受け取られかねないからです。それらを確認し、理解をした上で提案をすれば、あなたの提案や意見を新鮮で貴重なものとして、相手にも受け入れられやすくなります。
業務が変わって間もない時期は、上司との関係性もまだ浅いものです。以前からその部署にいる同僚や先輩に、上司との接し方や相談のコツを聞いてみるのも有効な方法の一つです。第三者の視点からアドバイスをもらうことで、状況を客観的に捉え直すことができます。ただ、もし、こうした工夫をしても上司の態度が変わらず、業務に支障が出るようであれば、さらに上の上司に相談されることをおすすめします。
仕事をするうえでは、納得できないことも多々あるでしょう。そういったストレスに対処し、自分の感情をコントロールしたり、心身の健康状態を管理したりすることも、働く私たちにとってはとても大切な課題です。休息やリフレッシュをするための時間を持つなど、あなたなりのストレス解消方法を取り入れながら、心身のバランスを保っていきましょう。


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