肋骨の不全骨折で完治までに気をつけること

自転車で転倒して肋骨を不全骨折してしまいました。全治1カ月半と診断されましたが、完治まで気をつけることはありますか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
肋骨骨折の多くは、転倒など外から胸の辺りに圧力がかかって生じます。不全骨折とは、骨にひびが入った状態で、痛みは、からだを動かしたり、無理な姿勢をしたり、咳をすると強くなります。一般的な治療は、安静と鎮痛です。
治るまでの間の、生活における注意点をご紹介します。
●患部をぶつけることのないよう、十分気をつけて過ごしましょう。転倒や打撲の危険性がないかどうか、浴室も含めて家の中を点検してみましょう。
●寝るときの姿勢は、楽な体勢でよいのですが、血流をよくするためにも、患部を下にする姿勢を長く保たない方がよいでしょう。姿勢を安定させるために、座布団や枕などを活用しましょう。背中に座布団を入れて上体を少し高くする方法もあります。
●入浴は血流を促し、治癒を促進しますので、主治医の許可があればおすすめです。患部はやさしくなでるように洗いましょう。
●痛みが治まっていれば、血流を促すためにも歩くことはよい方法です。ただし、程度などを主治医に確認することが必要です。
●骨の健康のために、カルシウムを豊富に含む牛乳・乳製品をとるようにします。1日に牛乳ならコップ1杯(200ml程度)が目安です。そのほか、骨ごとたべる小魚(しらす干し、ちりめんじゃこなど)もよいカルシウム源になります。
●たんぱく質やビタミンD、マグネシウム、リンなど、さまざまな栄養素をとるようにします。主食(ごはん、パン、麺類)、主菜(肉、魚、卵、大豆製品)、副菜(野菜、きのこ、いも、海藻)のそろったバランスのよい食事を心がけましょう。副菜は緑黄色野菜や海藻類を、主菜は大豆製品もとると、カルシウムがとりやすくなります。
●たばこはカルシウムの吸収を抑制し、アルコールやカフェインのとりすぎは骨量減少のリスクになります。丈夫な骨のためにも、習慣があれば控えましょう。
治療を続けるにつれて痛みが強くなる、皮膚の色が悪くなる、痰や咳が出る場合には、早めに受診し、主治医に相談することをおすすめします。


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