Question

がん治療後の痛みに苦しむ父

70代の父親が、がんの診断を受け、放射線治療と抗がん剤治療で完治しました。ただ、その後にのどの痛みを訴え、食事も水もとりにくそうな状況です。主治医からは改善は難しいと言われたのですが、なんとかしてあげたく、こういうときにセカンドオピニオンを受けてもよいのでしょうか?

男性/40代

2024/12/22

Answer

手術や治療を受けたあとの状況では、ほかの医療機関で受け入れてもらうことはなかなか難しいところですが、相談(セカンドオピニオン)という形であれば、可能ではないかと思われます。


セカンドオピニオンは、大学病院や総合病院など「セカンドオピニオン外来」のある医療機関で受けることができます。

一般的にセカンドオピニオン外来を受診するには条件があり、その条件は医療機関によって定められています。また、セカンドオピニオンを受けられる診療科や疾患が定められている医療機関もあります。

希望する病院がある場合は、電話やホームページなどでセカンドオピニオン外来について確認されることをおすすめします。

また、セカンドオピニオンの受診は保険診療の範囲外ですので、費用は全額自己負担となります。金額に関しては医療機関によって差がありますので、あわせて事前に確認しておきましょう。


一般的に、セカンドオピニオン受診の際は、主治医にこれまでの検査データや経過のわかる記録および診療情報提供書を揃えてもらって持参します。まずは主治医にセカンドオピニオンを希望することを伝えて、受診先についても相談されるとよいでしょう。


回答者

保健同人フロンティアメディカルチーム

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