鼻スプレー型インフルワクチンの効果は注射型と同じ？

2024/25シーズンより、2歳～19歳未満の方を対象に、鼻スプレータイプのインフルエンザワクチン（経鼻弱毒生ワクチン）の接種が開始となりました。

鼻スプレータイプのインフルエンザワクチンが国内で承認されたときには、従来のインフルエンザワクチンと鼻スプレータイプのインフルエンザワクチンを直接比較した試験は行われていないとのことです。ただ、海外の調査では有効性に明らかな違いはみられなかったとする報告がありますので、同程度の効果が期待されると考えられています。

また、効果の持続期間に関しては、鼻スプレータイプのインフルエンザワクチンのほうが従来のインフルエンザワクチンよりも長続きするとの情報があります。

いずれのワクチンも、接種の前には、その効果だけではなく、安全性や副反応といった情報も併せて確認されるとよいでしょう。