妊娠に備え、健康面で気をつけることは？

基本的な健康づくりとしまして、規則正しい生活をおくることが重要です。1日3食、栄養バランスのよい食事をとり、適度な運動を習慣的に実施しましょう。

また、よい睡眠をとること、過労やストレスをためすぎないよう休養することも大切です。就寝時間や起床時間が毎日同じでなくても、一定の睡眠時間を確保し、睡眠の質を上げるように工夫しましょう。寝る直前までスマートフォンの光を浴びることや、ソファでのうたた寝などもよくありません。入浴して全身を温めるとリラックスしやすいでしょう。ストレスの解消方法は、個人によってさまざまなので、自分に合う方法を見つけましょう。

月経周期は、女性の健康のチェックポイントでもあります。自身のサイクルや、月経に伴う症状(経血量の増減、腹痛や腰痛、気分の不快症状など)をチェックし、もしも気になる症状や、生活に支障があるような場合は、婦人科の受診を検討しましょう。かかりつけの婦人科医をもっておくと、体調の相談もできて安心です。

また、極端なダイエットは月経周期を乱れさせ、健康を損なうのでやめましょう。

将来の妊娠・出産・育児のためには、心身ともに健やかな状態を保てるよう、自身に合った方法を見つけて、コンディションを整えていくとよいでしょう。

ただ、「妊娠したい」という思いがかえって心の負担になってしまうことがあるので、少し肩の力を抜くことも大切です。できるだけリラックスして、日々の生活を楽しむことで、自然に心とからだがよいバランスを保っていけると思います。