何かに夢中になるとトイレを忘れる子ども

2024/09/02
小学1年生(7歳)の子どもは、遊びなど、何かに夢中になるとトイレを忘れておもらししてしまうことがよくあります。家ではこまめに声かけをしていますが、学校や習い事先、学童では大丈夫なのか、どうしたら改善できるか悩んでいます。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
子どもの排尿する機能の発達には個人差が大きく、昼間のおもらしは、成長する過程のなかで自然に治ることが多いとされています。
一般的な対処方法としては、以下のようなものが挙げられます。
・尿意がなくても、2~3時間ごとに時間を決めて、トイレに行くよう習慣づける
例:起床時、午前中に1回、昼食前後、午後に1回、夕食前後、就寝前など
・「遊び始める前」にトイレに行くことを意識づける
遊びだけでなく、何かに集中するとトイレに行くことを忘れてしまう可能性があります。その前にトイレに行く習慣をつけましょう。
・トイレに行ったら尿を残さず全部出し切るようにさせる
このようなことを家庭で試して、有効ならば学校などでも同じように対応してもらえるよう、相談してみるとよいでしょう。
効果がみられず、学年が上がってもおもらしが改善されない場合には、尿管や尿道、膀胱などの排尿に関わる器官や排尿機能に異常があることもあります。
また、おもらしが続くことは、お子様自身の自尊心が低下するなど、心理的負担になり、友人や他者との関わりにも影響を及ぼすこともあります。
症状が改善しない場合は、小児科を受診して相談することをおすすめします。


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