水流で胸の痛みが起きる

一般的に、胸の辺りに痛みが現れる場合、心臓などの循環器系の病気、肺や気管支などの呼吸器系の病気、肋間神経痛などの神経内科系の病気、筋肉や骨などの整形外科系の病気、皮膚に異常がなく、痛みのみが現れる帯状疱疹の初期など皮膚科系の病気、ストレスなど心因性の病気、一時的な症状で心配がないものなど、さまざまな原因が考えられます。

胸の痛みというと、緊急性があるかどうかが気になります。

緊急性のある痛みは、突然に起こる激痛、症状が悪化している、吐き気を伴う、呼吸が苦しい、動悸がする、咳が出る、痛みが呼吸や体の位置で増強する、食事に関係する痛み、重苦しい痛みが続いている、発疹など他の症状を伴うとき、などです。

ご相談内容からは緊急性は低いと思われますが、症状を繰り返しているようであれば、1～2週間を目安に受診をおすすめします。

皮膚に症状があるようでしたら皮膚科へ、皮膚の症状がなく胸の痛みを感じるようでしたら、まずはお近くの内科へご相談ください。

受診の際は、押さえつけられるような重苦しい感じ、ぴりぴりするような刺激性の痛み、はっきりしない鈍痛、一瞬きゅっと痛くなる、数秒くらいのチクチクさす痛み、表面的な痛み、身体の奥の方に感じる痛みなど、痛みの程度や感じ方、シャワー以外での症状の有無など、気になることを具体的に医師に伝えるとよいでしょう。