コロナの変異株、KP.3はワクチンが効きにくい？

新型コロナウイルスについては、世界中から多くの変異株について報告がされており、私たちもたびたび報道を目にします。

変異株の種類によって、感染力や重症化リスク、症状、検査方法、ワクチンの効果などにも影響があるので、関心を持って注意する必要があります。

新型コロナウイルスワクチンの内容は、流行状況に応じて毎年見直されますが、ウイルスの変異は常に起こっており、変異株の数も大変多いため、「変異株はワクチンが効きにくい」といったことが言われるのかもしれません。

ただし、基本的な考え方として、ワクチン接種の目的は主に重症化を予防することであり、ワクチンだけで完全に予防効果を期待することはできないことを理解しておく必要があります。

そのため、ワクチン接種、手洗い、手指消毒、うがい、マスクの着用、咳エチケット、部屋の換気などの感染対策を取り入れることが重要です。また、日頃の生活習慣（睡眠、栄養バランス、適度な運動、ストレス解消など）を整えることに気を配る必要があるでしょう。

※2024年7月18日時点の内容です。