Question
頸椎のヘルニアで手指のしびれ
頸椎のヘルニアと診断され、整形外科で治療中ですが、数日たっても手指のしびれが治りません。整体などを受けたほうがいいのでしょうか?
女性/40代
2024/07/11
Answer
頸椎のヘルニア(頸椎椎間板ヘルニア)では、頸椎と頸椎の間にある椎間板の変形により、脊髄あるいは神経根を圧迫することで、腕や手指の痛みやしびれ、運動障害がみられることがあります。
多くの場合、積極的な治療を行わなくても、2~3週間で症状が軽快し始めます。症状が強い場合は、安静にすることや鎮痛薬などを使った治療で改善していきますが、症状が進行し、改善がみられない場合には、手術をすすめられることが多いようです。
生活面でできる対策は、よい姿勢を保つことです。このほか、頸部(首)の後屈を極力避ける、腹ばいで本を読まない、首をグルグル回す運動は避ける、就寝時には頸部もしっかり支えられる枕を使用する、痛みが強いときには装具を検討するなどの方法があります。
なお、整体による治療(マッサージや牽引など)は、時に症状が悪くなる危険性があるため、整体を受ける場合は、必ず主治医への相談が必要です。
どのような治療の選択肢があるのか、今後の見通し、改善するための生活面の留意点を含め、ご自身の症状に合った方法を主治医とよく相談されることをおすすめいたします。
回答者
保健同人フロンティアメディカルチーム
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頸椎椎間板ヘルニア
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